いっ、いつの間に…!





胡散臭いくらいの作り笑いに、こっちは顔が引き攣りそうになる。





「えーっと、恭哉君…?私は一人で帰るから…」





「ん~却下」





無駄に整った顔で、無駄なスマイルを見せつけてきた。





なんで却下なのよ…!と、言い返そうとすると、恭哉君のファン(?)の女の子たち数人が私たちの元へとやってくる。





「恭哉君っ、この後どこか遊びに行かない?」


「最近遊んでくれないし、久しぶりに遊ぼうよ」





わおっ、皆さん揃って可愛い子ばっかりだ。





流石にこんな子たちに誘われちゃ、そっちに行ってくれるよね?