そう、それは突然の出来事だった。
「えっ!?なんで私ですかっ!?」
放課後の職員室に響いた声の持ち主は、沖原恵那(Okihara Ena)。
2年生へと進級し、1カ月と少しが経った頃だ。
「だって今日の日直、沖原だろ?」
「そうですけど…」
放課後、担任に呼ばれたかと思うと、思いがけない頼み事をされたのだ。
「でも私、彼とまともに喋ったことないですよ?」
「そうなのか?まーでも、クラスメイトなんだし、な?」
その、な?ってなに!?
と、心の中でツッコまずにはいられない。
「先生もご存じだと思いますけど、私じゃなくても、届けたいっていう女の子沢山いますよ!」
「いや~それだと喧嘩になるじゃん?だから、喧嘩にならない日直に頼んでるんだよ~」
「えっ!?なんで私ですかっ!?」
放課後の職員室に響いた声の持ち主は、沖原恵那(Okihara Ena)。
2年生へと進級し、1カ月と少しが経った頃だ。
「だって今日の日直、沖原だろ?」
「そうですけど…」
放課後、担任に呼ばれたかと思うと、思いがけない頼み事をされたのだ。
「でも私、彼とまともに喋ったことないですよ?」
「そうなのか?まーでも、クラスメイトなんだし、な?」
その、な?ってなに!?
と、心の中でツッコまずにはいられない。
「先生もご存じだと思いますけど、私じゃなくても、届けたいっていう女の子沢山いますよ!」
「いや~それだと喧嘩になるじゃん?だから、喧嘩にならない日直に頼んでるんだよ~」