羽田ちゃんも秋山もナルシストも荷物を持って生徒会室から出る。 生徒会室は1階だから靴箱からはそんなに遠くはない。 だから廊下は暗かったけど、怖いとはあまり感じなかった。 それに生徒会の仕事で遅くなることは度々ある。 もう慣れっこなのだ。 「じゃあ俺は鍵を職員室に戻しに行きますね」 「あ、私も行く」 羽田ちゃんはそう言って手を挙げた。 「私、宮野先生に用事があるの。あの先生遅くまで学校にいるって言うし」 「そっか。じゃあ先輩達は先に帰ってて下さい」 「あ、うん。ありがとう」