「い゛っ」 鈍い音と痛がる音。 それが聞こえた時、私はやっと秋山から離れられた。 「ぷっ」 そして、どこからか笑い声も聞こえてきた。 その声の主を探し辺りを見回すと、靴箱に隠れているナルシストと野々原くんと羽田ちゃんがいた。 「あ」 私と3人の声が被る。 「ちょっと、吉田先輩が笑ったから気づかれちゃったじゃないですか」 「いやだって羽田くんも見ただろあの秋山の痛がる顔。傑作だったよ」 「それは否定しませんが」