キミへの想いは、この声で。


茜の表情もみるみる明るくなっていく。


「うん!それ賛成!」


「よし!あとは、男子の意見だけ!

早速、聞きに行こ!」


私がイスから立ちあがり、教室から走り出すと、茜もその後ろをついてくる。


教室にふたりの姿は見当たらなかったから、おそらくふたりとも運動場で走りまわってるはずだ。


昔から天気がいいとすぐに遊びに行っていたふたり。


きっと今この瞬間も、外ではしゃいでいるんだと思う。


私は軽やかな足どりで、運動場へと向かった。


「……茜、いたー?」


「ううん。まだ……」


入り口付近でキョロキョロと周りを見まわす私たち。


私の学校の運動場はわりと広いから、人を探すのには一苦労する。