「…目的、ねぇ。」
不気味に上がる口角。
「レイン…俺達の血は忌み嫌われ、先祖は皆血を抜き取られ死んで行った。」
…そんなこと、初めて聞いた。
「俺の父はな…?血を大量に流され、死に際にその血が自己再生能力を持っていることに気づいた連中に…実験台にさせられた。」
祖父が、実験台…
あまり…いや、全く話されなかった父親の過去は少し驚いた…が、それが今していることになんの関係があるのか。
「その血を使い連中は“不死身”を造りだそうとした。……俺は……」
頭を抱え、床に崩れ落ちた。
「……その連中がなしえなかった事を遂に完成させようとしているんだ…!!」
指の間から見えた目は“狂気”しか感じない。
「連中は皆殺しにしたよ。死にきれない父さんをズルズルと醜い塊にしてまでも実験を続けていたからね。そして俺は…自らの身体を実験台にし、今全てを手に入れようとしている。」


