「みんなには黙っててくれよ?ジルさんとの約束だから。実は…近々クロスさんが帰ってくるらしい。」
「クロスさんが…?」
もう何年顔を見ていないか…やっぱり、生きてたんだ。
…じゃ、なくて…今は、
「レオン、ちょっと来て。」
説明するより早いと俺はレオンの手を引っ張り医務室へ連れて来た。
「医務室?誰か具合でも悪いのか?」
…本当にレオンは何も知らないんだろうか。
レインが眠っているところのカーテンを開けると、レオンはそれをみて頭を抱え出した。
「レオンくん、大丈夫?!」
「っ大丈夫…それより、レインはどうしてこんな怪我を…?」
「…レインは地下にいた。」
そう言うとレオンは、顔を歪めた。
「マインドコントロールか…!」
マインドコントロール…?
それは確か、クロスさんが得意だった…
「俺は今の今まで……」
レオンはずっと…マインドコントロールをかけられていた。
…でも何故?
「俺は…レインを追って地下へ向かった。すると気がつけば俺はどこかの街にいたんだ。」


