Noside




「…そうだなぁ、そろそろ必要だから…お願い出来る?」



「はい。」



ここはどこかの研究室。





「もうすぐ…ずっと求めてきたものが手に入る…。」




男は歪んだ笑みを浮かべ、自分の手首を切った。




「ふふ…あと少しだからね。」




それは女性の身体に落ち、傷を治していく。



そして女性は……目を覚ました。











「クロス…」






その女性に男はキスを落とす。








「愛しているよ……エマ。」





















Noside end