「レイン…私、レイン守りたい。」



「エシリア、眼帯は…」



エシリアを見ると、左眼につけていた眼帯を外していた。



「レインのおかげだよ。」



そう言って微笑んだエシリアは死神の目なんて思わせなかった。



…よかった、エシリアも1歩ずつ進んでる。






「レインくん、ちょっといいかな?」




それから少しみんなと話しをしていると、ジルさんに呼ばれた。




「なんですか?」





シエラもいないジルさんの部屋に2人きり、深刻そうな顔をしているジルさん。












「××は…─────。」