ハイボールを作ってやると、明里は恐る恐るといった風で小さく一口、喉の奥に流し込んだ。
普段は、せいぜいジュースと大差ないカクテル止まりなのは知っている。ただ。今夜は酔わせてみたくなった、・・・それだけだ。
「・・・大人味のサイダー?」
小首を傾げる仕草で、隣りに座った明里が俺を見上げる。
「美味くないか?」
「うーんとねぇ、甘いものと一緒ならいけそう」
クスクス笑いながら、もう一口。
なら次はチョコレートでも買っておくか。
明里の髪を指で梳いてやりながらグラスを煽る。
「亮ちゃん、大好き・・・」
甘えるように俺にもたれかかり、こうしてやってると、あの頃のままでいるような錯覚に陥る。何も変わってなどいない・・・と勘違いしそうになる。
背の花を忘れて。
普段は、せいぜいジュースと大差ないカクテル止まりなのは知っている。ただ。今夜は酔わせてみたくなった、・・・それだけだ。
「・・・大人味のサイダー?」
小首を傾げる仕草で、隣りに座った明里が俺を見上げる。
「美味くないか?」
「うーんとねぇ、甘いものと一緒ならいけそう」
クスクス笑いながら、もう一口。
なら次はチョコレートでも買っておくか。
明里の髪を指で梳いてやりながらグラスを煽る。
「亮ちゃん、大好き・・・」
甘えるように俺にもたれかかり、こうしてやってると、あの頃のままでいるような錯覚に陥る。何も変わってなどいない・・・と勘違いしそうになる。
背の花を忘れて。



