帰る途中、コンビニによって二日酔いに効くドリンクと水を買った。


自分のマンションに付いて玄関を開けると、見慣れた空間が広がる。



社長のキングサイズのベッドとは違い、ちんまりとした小柄な私のベッド。



なんであの時すぐに自分の部屋じゃ無かったと気がつかなかったのかが不思議で仕方ない。



部屋の広さも置かれている家具も全然違うのに…私って本当注意力無いんだな…



持っていたカバンとコンビニの袋をローテーブルに置くと、ストッキングだけ脱いでベッドへと倒れこむ。



「はぁ…」



疲れた、自分が悪いんだけど…


会社で社長に会わないようにしないとな

まぁほんど会う事なんてないんだけれどさ。