「地縛霊とか?」 「地縛霊かー。怖いね」 「シヅキのことだけどな」 「そっか。やだなー地縛霊。まだ幽霊のほうが可愛い」 「可愛いか?変わらないだろ」 「変わるよー。地縛霊は怖いよ」 「そうかなぁ」 「そうだよ。だから、ね? 時間がある時だけでいいから付き合って欲しいの」 シヅキが顔の前で手を合わせて拝むように俺を見る。 幽霊に拝まれるってのもなんだか変な感じだ。