「あの、あなたは?」 「北本です。北本春人。事故ってシヅキのことですか?」 「え?そう、ですけど……。まさか、学校の帰りに家の近くで事故にあったの聞いてないんですか?」 事故にあった? シヅキが? だってシヅキには傷なんて一つもなかったじゃないか。 いや、そんなことはどうでもいい。 それより……。 シヅキは……本当に……幽霊だったんだ。