そうだ。 俺は俺の意思でシヅキに協力してきたんだ。 だから学校にだって俺の意思で行く。 シヅキが待っててと言っていたって関係ない。 俺が行きたいんだ。 「春人!」 いつもは穏やかに呼ぶその声が大きく、小さい子供に言い聞かせるように俺の名前を呼んだ。 「ここまで一緒に来てくれただけで十分だよ。ありがとう。 すぐに戻ってくるから。春人はここで待ってて」