決して結ばれることのない、赤い糸

それで見てしまった結果、実の両親が違うことを知ったんだそう。


「実は…、かりんと鷹さんのところへ遊びに行ったあとから、父さんと母さんからかりんと別れるように言われてさ。…おかしいと思ってたんだよ」


隼人も、両親から別れるように言われていたんだ…。


にも関わらず、わたしと同じでそれを拒み続けていた隼人。

しかし、パスポートの申請に行く前日に、隠してあった戸籍謄本を見つけ、中を見てしまった。


「それで、父さんと母さんに聞いたんだ。…そうしたら、正直に話してくれたよ。そこで、俺には生まれてすぐに離ればなれになった…双子の妹がいることも知った」

「もしかして…、それって…」

「ああ。それが、かりんだ」


その絶望的な言葉に、わたしの目の前が真っ暗になる。


本当に、わたしと隼人は…兄妹なの?