「まあまあ、それはオレにもお前にも責任があるんだけどなあ。」
「はあ?責任?なによ?」
さっきまでいつもと変わりなかったのに、急に顔の表情を引き締めた俊樹。
「・・・まず、お前の責任は、紗菜がオレを好きだという事。」
紗菜が何年も言えなかった事を前後の脈絡もなく俊貴がさらっと言った。
頭から血の気が引く。
バ・レ・テ・タ。
いつから知ってたの?
態度に出ていた?
たくさんの疑問と気持ちを知られた恥ずかしさと拒否されるかもしれない怖さがグルグルと紗菜の中で渦となる。
俊貴が静かに息を吸い、まっすぐに紗菜を見つめる。
「オレの責任は・・・オレが紗菜を好きだということ。」
紗菜を好き。
オレが紗菜を好き。
紗菜の願望がそう聞こえさせたのかと混乱する。
嬉しいよりも信じられなかった。
「はあ?責任?なによ?」
さっきまでいつもと変わりなかったのに、急に顔の表情を引き締めた俊樹。
「・・・まず、お前の責任は、紗菜がオレを好きだという事。」
紗菜が何年も言えなかった事を前後の脈絡もなく俊貴がさらっと言った。
頭から血の気が引く。
バ・レ・テ・タ。
いつから知ってたの?
態度に出ていた?
たくさんの疑問と気持ちを知られた恥ずかしさと拒否されるかもしれない怖さがグルグルと紗菜の中で渦となる。
俊貴が静かに息を吸い、まっすぐに紗菜を見つめる。
「オレの責任は・・・オレが紗菜を好きだということ。」
紗菜を好き。
オレが紗菜を好き。
紗菜の願望がそう聞こえさせたのかと混乱する。
嬉しいよりも信じられなかった。

