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10時。
手続きを終えた私は、社長と共に営業会議に出席する。
私は末席に控え、ICレコーダーに録音しながら、社長のための議事録を取る。
パソコンの左には、ノート。
社員の名前をまだ把握していない私でも、発言者の名前が分かるように今日の座席表をメモして広げてある。
議事進行に使われるホワイトボードは、その都度タブレットで写真を撮り、画像保存する。
12時。
会議が終了した。
私が会議室を片付けていると、声を掛けられた。
「新しく入られた社長秘書の方ですよね?」
「はい。」
私が顔を上げると、人懐っこい笑顔をした男性が立っていた。
見た感じ、私より少し年下な感じ。
「はじめまして。営業の真下です。
よろしくお願いします。」
そう言って、にっこりと笑う。
真下さん…
確か、営業1課の係長さん。
私はさっきの座席表の記憶を辿る。
10時。
手続きを終えた私は、社長と共に営業会議に出席する。
私は末席に控え、ICレコーダーに録音しながら、社長のための議事録を取る。
パソコンの左には、ノート。
社員の名前をまだ把握していない私でも、発言者の名前が分かるように今日の座席表をメモして広げてある。
議事進行に使われるホワイトボードは、その都度タブレットで写真を撮り、画像保存する。
12時。
会議が終了した。
私が会議室を片付けていると、声を掛けられた。
「新しく入られた社長秘書の方ですよね?」
「はい。」
私が顔を上げると、人懐っこい笑顔をした男性が立っていた。
見た感じ、私より少し年下な感じ。
「はじめまして。営業の真下です。
よろしくお願いします。」
そう言って、にっこりと笑う。
真下さん…
確か、営業1課の係長さん。
私はさっきの座席表の記憶を辿る。



