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23時。

酒を飲んだ俺は、のどかの運転で帰宅する。

祝賀会の間は、気を張っていたから大丈夫だったが、また車に乗ると一気に酔いが回ってきた。

家に入ると、のどかが甲斐甲斐しく世話をしてくれる。

「シャワー浴びてくるから、ちゃんと着替えて
おいてね。」

のどかはそう言うが、動けそうにない。

俺は、そのまま、ソファでうとうとしていた。

すると、戻ってきたのどかが着替えさせてくれる。

「修努、シャツ脱ぐよ。バンザイして。」

俺は手を挙げた。

のどかは、シャツを脱がせると、突然、腹から胸にかけて撫で上げた。

「うわっ」

ぞわっとした感覚に、思わず声をあげて身をよじった。

「ふふっ
修努、Tシャツ着るよ。」

のどかは何事もなかったかのように服を着せようとする。

「いらない。」

俺はTシャツを取り上げて、放り投げた。

「修努?」

俺は不思議そうにするのどかの横で、ベルトを自分で外そうとしたけど、なかなか外せない。

「はいはい。修努、手、退けて。」

のどかはベルトを外してくれた。

俺はズボンを脱ぎ、パンツ一枚で立ち上がった。

のどかは、俺に肩を貸して、布団をめくった。

俺はのどかを抱いたまま、ベッドに倒れこんだ。