二次会へと向かうみんなを見送って、俺たちは帰宅した。


家に入ると、俺は待ちきれなくて、靴も脱がずにのどかにキスをした。

のどか、愛してる。

世界中でただ1人、のどかだけを愛してる。



俺が、のどかの唇を解放すると、

「シャワー浴びてくるね。」

とのどかは言った。

だけど、俺は、そんなほんの少しの時間ものどかと離れたくなかった。

「そんなのいい。のどか、おいで。」

俺が手を差し出すと、のどかは当たり前のように俺の手を握る。

俺はそのまま、のどかを俺の寝室へ連れて行った。

スーツのジャケットを脱がすと、ブラウス姿のまま、のどかをベッドに横たえた。

俺ははキスをしながら、ブラウスのボタンをはずしていく。

「スーツ脱がすのって、部屋着を脱がすより、
エロいな。」

なんか背徳感がある。

ツンデレのどかのツンの時に抱いてる気分になるからかもしれない。

俺はボタンの外れたブラウスを纏うのどかを、上から眺めた。

すると、

「修ちゃん、そんな事、言わないで。」

とのどかが恥ずかしそうに顔を手で隠す。

だけど、そんな事をされたら、余計にエロい気分になる。

俺は恥ずかしがるのどかを見たくて、顔を覆った手をはがした。

俺は上からのどかを見つめて、

「修努(しゅうと)。修努って呼んで。」

と頼んだ。