黙って横で聞いていたのどかが、机の下でそっと手を繋いで来た。
あんなに公私をきっちり分けるのどかが…
俺は驚いたけど、嬉しくて指を絡めて繋ぎ直してみた。
のどかは、無言で微笑んでくれた。
正直、高校生の時から好きだったなんて知られたら、気持ち悪がられるかも…って思ってたから、それを受け入れてくれたのどかの反応が嬉しい。
それから、間もなく、歓迎会は終了した。
当然、俺たちは、二次会に誘われたけど、断った。
俺が、
「早く帰って、家で彼女とイチャイチャしたい
ので。」
と言うと、
「キャー!!!」
と女子社員の絶叫とも言える悲鳴が上がった。
のどかは、
「社長を無事家まで送り届けるのも、私の仕事
ですから。」
と秘書の鏡のようなセリフで断ってた。
あんなに公私をきっちり分けるのどかが…
俺は驚いたけど、嬉しくて指を絡めて繋ぎ直してみた。
のどかは、無言で微笑んでくれた。
正直、高校生の時から好きだったなんて知られたら、気持ち悪がられるかも…って思ってたから、それを受け入れてくれたのどかの反応が嬉しい。
それから、間もなく、歓迎会は終了した。
当然、俺たちは、二次会に誘われたけど、断った。
俺が、
「早く帰って、家で彼女とイチャイチャしたい
ので。」
と言うと、
「キャー!!!」
と女子社員の絶叫とも言える悲鳴が上がった。
のどかは、
「社長を無事家まで送り届けるのも、私の仕事
ですから。」
と秘書の鏡のようなセリフで断ってた。



