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帰宅後、俺が玄関の鍵を開けると、

「ただいま。」

と、のどかが言った。

ただいま…なんてセリフ聞いたの、何年ぶりだろう。

「おかえり。」

俺がのどかに返事をしてみた。

すると、のどかは俺を見上げて微笑んだ。

「ふふっ
修ちゃんもおかえりなさい。」

「ただいま。」

俺たちの視線が交わり、互いに微笑み見つめ合った。

「着替えたら、のどかの部屋、行っていい?」

「うん。」

俺、期待していいのか?

のどか、俺に好意を持ってくれてるのか?



15分後、俺はパソコンを持って、のどかの部屋に行く。

手際よく料理するのどかを眺めながら、仕事をするが、正直、のどかが気になって、あまり仕事は手に付かない。