青の彷徨




「うんうんいい感じって小雪なら言いそう」

通路側を挟んで反対側に愛華ちゃんの姿が。

尊すぎて昇天しそう。



「次の月島もんじゃでもできる限りそばを狙おう」

「だね」


愛華ちゃんにバレないようにこそっと隣の悠李くんと交わしておく。



難しいってことは百も承知。

新幹線のはあくまで奇跡なんだから。


今日ぐらいは貪欲に奇跡狙いますよ!


星占い2位にラッキーカラーブラックのラッキーアイテム腕時計。

完璧すぎる決断に誰か褒めてほしい!!


「ん、LINE来た」


はあ!?LINEだと!?

スマホ持ってきちゃダメって言ってなかった!?


ば、バレる!!チクられる!!!



「大丈夫。隣見てみろ、みんな使ってる」

たしかに…。

愛華ちゃんとそのお友達のみなさんはもちろんのこと。


後ろちらって見てみると確かにスマホ使ってるなー。

マナーモードとかしてるのかなー。

バレないといいなー。



美織ちゃんはトランクの中に忍ばせてあって、小雪ちゃんは電源を切って入れてあったとのこと。

今日は緊急事態だということで二人はちゃっかり電源を付けたとのこと。


ありなのか。

ありだったのか。


でも僕は持ってこなくてよかった。

絶対僕だとバレるもん。みんなに迷惑かけれないしね。



「蓮、やっべ」