青の彷徨





おはようございます。朝です。


一睡も眠れなかった。



夜中になぜか全ての荷物をひっかけ集めてしおりの持ち物リスト一番上から確認し始めてしまう始末。

そして小雪ちゃんが作ってくれた修旅の計画を一から見直すことに。



そんなことしてたらすぐに夜が明け、朝が明け、現在新幹線。



「おっしゃ、蓮。いい感じじゃないか」

ぐっと小雪ちゃんは親指を立てる。

僕もよろこびの舞いを抑えてぐっと共に親指を立てる。


僕らの席の前にはなんと愛華ちゃんがいるのだ!!


「よかったね。同じ席の女子たちが席変わりたいって言ってくれて」

四人掛けの席だから、この席には本当は女子4人なんだけど、僕らが座っていた席と交換して僕らがこっちに来たんだよね。

そういうわけで僕たちが合法的にこっちに侵入可能になったんだ。



新幹線に乗るなんて初めてじゃあじゃないけれど、移り行く景色が早すぎて目が大混乱というわけであんまり外を意識しないようにしとく。


さっき富士山が左手に見えて大興奮した後なので新幹線内がわいわいしてる。

まだ雪積もってたってことにカルチャーショック。


使い方違うよっていうツッコミは聞き飽きた。

言いたいことは晴れで超ハッピーってこと。


「じゃがりこ食べる?チーズ味」

「食べる!じゃあ僕のポッキーもどうぞ」


四人でとりまお菓子交換会が始まる。


ぼりぼりとお菓子の音が鳴る中で僕らには気がかりなことが。