「あのー、」

「はーい?」

入学式の次の日、花怜が部室にやって来た。

「入部希望なんですけどー、、」


俺らはどーせまた俺ら目当てだろうと思ってた


「空いてるのボーカルしかいないけど?」

「はい!知ってますよ?」

「ボーカルしてくれるの??」

俺と弥生の声が重なった

「ふふ、仲良いんですね‼あ、ボーカル希望です‼」

「おおおおおおおおお!ボーカル希望来たあ!!」

「どうして軽音部に?」

そう聞くと意外な答えが返ってきた