*If*…もし貴方と出逢わなければ…

「そーだっけ。まぁ、気にしないで!ささ、入って〜」



そこには、うちの敷地よりはるかにでかい家があった



そして俺達は和室の大広間に通された



「あら〜いらっしゃい」



「お、お邪魔します」



ガチガチに緊張している昴



「君達が、今の幹部かな?」



昴、澪、実をさしていう雅さん



「はい」



「そうか。ところで、蓮。なんでここにいるんだ?」



『よばれたから?です』



「あれ?知り合い?」



『ああ』



そう。雅さんとは知り合いだ。



俺は若頭だから、多少の組とも交流がある。