少し寂しい気持ちになる



「まぁ。すぐ帰ってくるよ?絶対」



意味深な笑みを零しながら言う澪



私はよく分からなかったけど取り敢えずそっかって返した。澪にメールが来てそれを読み終えたと思ったと同時にいきなり



「華蓮出かけない?」



『え……うん』



蓮居ないしいいよね?私はラフな格好から外に出ても大丈夫な服に着替えた



「んじゃ、行こっか」



『え?どこに?』



「着いてからのお楽しみ〜」



気になったけどお楽しみと言われてはこれ以上聞けない



「じゃあ、これ着けてて」



『え…これ?』



私が、渡されたのは至って普通な目隠し