俺様王子が恋をした

私の目の前にひざまずいている先輩。

今…
結婚って言った…?

放心状態の私を見兼ねて

「返事は?」

なんかこれ、前も同じことあったな…
告白された時。


そんな事を思い出して
言われた言葉の意味を理解し、
我慢していた涙がとうとう溢れた。

「うぅ…っ、ぐすっ…」

「あーあ、せっかく可愛くなってたのに
 台無しだよ。」

そう言って頬を伝う涙をぬぐってくれる
先輩の指先からは愛が伝わってくるような気がした。