俺様王子が恋をした

「やっほ!」
朝だというのに
やたらテンションの高い
ゆずちゃんと美優だった。


「え…どうして…?」

約束なんてしてないし
ここに2人がいるのが不思議だった。


「どうしてって、まゆのことだから
 どうせ、準備進められないんだろうなって
 思ったからさ、可愛くしに来た!」


なんで2人には私の事が全て
お見通しなんだろう。

本当に2人には支えられてる…


「図星…。よくわかったね?
 ……ありがとう。」