俺様王子が恋をした

わずかに離れる唇から
空気を吸うのがやっとで
それ以外の事は考えられなくなっていると

先輩の手が耳に触れた。


っ!!

突然の行動に体が反応する。

先輩の嬉しそうで意地悪な声が
耳に届いた。

「まゆ、かわいい。」

それから
首や足、いろんな場所に
触れてくる。
触れられた場所は熱を持ち熱くなる。

驚きと恥ずかしさを感じ
生理的に溜まった涙が
目をぎゅっと瞑った瞬間頬を伝った。