俺様王子が恋をした

---ドアの向こうには
水着に着替え終わった先輩の姿が。
白地にリーフ柄がデザインされた
なんとも爽やかな水着で
引き締まって腹筋が割れている上半身には
半袖の薄い水色のシャツを羽織っていて
色気たっぷりだった。

……かっこよすぎて直視できない。

不自然に視線を反らしたのがバレていて

「かっこよすぎてこっち見れないんだ?」

こんなナルシスト発言をする
先輩ですらかっこいいと思ってしまう。
言われたことは当たってるし
かっこよすぎるのも事実だ。

なにも言えず俯く私に

「なんでパーカーなんて着てるの?
 今は俺しかいないんだから見せてよ。」