俺様王子が恋をした

「もう泣くな。」

の言葉が耳に届いたのと同時に
私の口に温かい柔らかいものが触れ、
離れたと思ったら
力強くて優しい何かに包まれた。

え・・・も、もしかして・・・
キス・・・?

そして今は先輩に抱きしめられてるんだ・・・。

心臓が破裂しちゃうっ///

「あっあの、先輩っ・・・」


「ん?」

頭上から甘い甘い声が降ってきた。

「げ、限界ですっ///
 状況についていけません・・・
 い、一旦離してください・・///」



ん~と少し考えた後、
わかったと言って離してくれた。
なんか案外あっさり・・・。