俺様王子が恋をした

「次の方どうぞ~」

スタッフの人に促され乗り込み、
お互いが向き合うような形で座った。

私は妙に緊張して、少しの間沈黙が続いた。
その静かな空間を破ったのは、先輩だった。

「真優華。」

「はっはい!」

思わずビックリして声が裏返っちゃった・・・。
恥ずかしい・・・。

「ぷっ、はは!!声裏返ってるし笑
 なに、緊張してんの?」

そ、そりゃあ

「しますですよ!ふ、普通に!」

「なに、その変な日本語。やっぱ飽きねーな。お前。」

こ、これは褒められてるのかけなされてるのか
わからない・・・

「そ、それってバカにしてますか?」

そう尋ねると

「違う、可愛いなって思ってるだけ。」

甘々状態の笑顔に、甘い声で囁かれた。
あうっ、心臓が・・・、やられる・・・。