とぼとぼと、変わり映えのしないアスファルトの道を歩く。
好きな人が出来たからと彼を振った。
その後は、好きな人にアタックする。
好きな人にアタックって、普通簡単なんだろうな〜。
私には難しい。
私の好きな人は、アタックするには近すぎるんだ。
「おっ、亜美。どこ行ってたの?」
後ろからトントンと肩を叩かれた。
後ろを振り向かずとも誰かなんて分かっちゃう。
だって、その人が私の好きな人だから。
『お、兄ちゃん。・・・おかえり。』
隣を歩くスーツをきっちり着こなした私の好きな人。
「ただいま。亜美はどこ行ってたの?」
『友達とファミレスでお茶。』
「そっか、今度俺たちも外食しよう。」
『うん。』
2人で、外食・・・デートじゃん。
って、何考えてんの私。
「ただいま〜。」
『ただいま。』
私たちの帰りを出迎えてくれる声はない。
好きな人が出来たからと彼を振った。
その後は、好きな人にアタックする。
好きな人にアタックって、普通簡単なんだろうな〜。
私には難しい。
私の好きな人は、アタックするには近すぎるんだ。
「おっ、亜美。どこ行ってたの?」
後ろからトントンと肩を叩かれた。
後ろを振り向かずとも誰かなんて分かっちゃう。
だって、その人が私の好きな人だから。
『お、兄ちゃん。・・・おかえり。』
隣を歩くスーツをきっちり着こなした私の好きな人。
「ただいま。亜美はどこ行ってたの?」
『友達とファミレスでお茶。』
「そっか、今度俺たちも外食しよう。」
『うん。』
2人で、外食・・・デートじゃん。
って、何考えてんの私。
「ただいま〜。」
『ただいま。』
私たちの帰りを出迎えてくれる声はない。