「あ、白井さん!」 校門前で梶村くんが私に気づいて走ってくる。 「あの…今日一緒に帰らない?」 梶村くんは私と話す時いつも顔を赤くする。 「いいよ」 別に断る理由もないし、私は梶村くんと帰ることにした。 「ホントに?やったー!」 時々梶村くんのお尻に尻尾がある幻想見えるようになってきた。 梶村くんには悪いけどなんだか可愛く見えてしまう。