はつこい。

あんなふうに琉季くんに助けられてしまったため、また安達さん達に恨まれてしまったかもしれない。

それでも、あんなふうにいつも助けてくれて。

私が幼い頃にみていた、アニメのヒーローを連想してしまったのは絶対に秘密だ。


その日はもう安達さん達に絡まれることはなかった。

そして帰路につくと、私はようやく安心できたのだった。