はつこい。

「え…?なんで琉季くんがお礼を言うの…?私、お礼言われるようなことした覚え無いのに…」

そう問いながら、琉季くんを見上げてみると、彼自身も自身の言動に一瞬驚いていたらしかった。


だって、その瞳が大きく開かれていたから…。



けれど、すぐに自分のペースを取り戻したらしい。


「ふふ、秘密。」


また微笑んで、ただ一言、そう言ったのだった__。



~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~