─翌日─

ああ、見てください聖女様……

私のガラスの靴(上靴)が、割れて(破れて)とても
穿けないのです……

((それでは、近くの男の子に頼みなさい。
↑↑↑裏声の怜香


はいっ聖女様っ!……なにやってんだ、あたし。

「ちょっと目薬を……」

「アッそれでさぁ!……?君、どうしたの?」

いぇーい食いついてくれたぜ☆

「あ、いえグスッあの……なんでもグスッグスッナイデス……」

「いや、泣いてるじゃん。何かあったのっ??」
「……なに?こいつ」
「この子、泣いてるんだよ!」
「……はぁ。お前名前は?」

「石塚、怜…香」

「怜香ちゃん。なにがあったの?」

「……実は、私グスッ虐めにあっててグスッグスッ
靴が……っ無くなっちゃってて……っウゥッ」

「そっかそっか。よーしっ俺が職員室まで運んであげよう!ニコッ」

「えっひゃっ」←((お姫様抱っこされてる

「よーっしレッツゴー!ほら斎も!」
「はぁ……めんど」
「そんなこと言わない!」

「あ、あの……重いですよね。あ、有難う御座います」

「ぜーんぜんっ!むしろ軽すぎる!おっ着いた!
失礼しまぁーすっスリッパ貸してくださぁーい」

「スリッパね。えーっと、足何㎝かしら」

「……」

「?石塚さん?」

「も……だめ…………フラッ」

「おっと、……こいつ、気絶してんぞ」

「えっ本当?!ちょっと、保険の先生呼んでくるから
先に保健室に行ってて!」

「ごめん!俺も部活が!!」

「……ちっ早く行けよ」

「サンキュー!」