「触って確かめてみたくなる」

「っ!?は、榛名くんのバカ、変態!!」


すぐに榛名くんの身体を引き離した。
だけど、ベッドが狭いせいで全然距離があかない。



「男なんてみんなこんなもんだって。
胸はあるほうがなおいいだろうし」


「も、もうその話は終わりにして!!」


この人は寝る前に何を言ってるんだ…!!


寝ている間に何かされないか心配になってきた。


そんなわたしの考えを先に読んだ榛名くんが耳元でボソッとささやいた。


「……だいじょーぶ。寝込みは襲わないから」

「っ!!バカっ!!」


結局、その日のわたしはあまり眠ることができなかった。