だからなのか、すごく頭がよく育ったあいつは、中々の進学校に通いたいといった。 私もあいつと同じ学校に通えるように、一生懸命勉強して、同じ高校に通えることになった。 高校生になったあいつは、 「俺みたいな子を助けられるような医者になりたい。」 将来の夢をあいつが語るのが嬉しかった。 将来を諦めていないと知って、安心した。