「うわぁ、最低だ」 思わずこぼれた言葉に夏樹は頷く。 「でも、そこから当然指紋は検出されなかったし、カメラを隠している場所自体はすぐにはわからなくて、たまたま女子生徒がはしゃいで壊した花瓶の中から出てきたからすごく計画されて行われていたっていうのはわかったんだけどね」 「まずは、情報収集からってことか」 申し訳なさそうにいう夏樹に悠真がそういった。 「まあ、というわけだから、それぞれ内密に調査しておくように」 そして、その日はその一言で解散となった。