「よく漫画とかであるやん?付き合っている証拠を見せろーとか。そん時にすることなんか一つしかないやん?そーいうことなかったんかなーって」
その瞬間、隣の夏樹の顔が一気に耳まで赤くなったのが見えた。
口はパクパクと動くばかりで、言葉を紡がない。
それはもう肯定とみなされたに違いない。
「えっ、マジかよ。嘘だろ?」
「夏樹、お前も隅に置けないな?」
潤は信じられないといった目を向け、奏は面白そうににやりと笑った。
「冬華ちゃん、本当なの!?」
「ほっぺにだよ?それに夏樹が、じゃなくて夏樹に私がしたから被害者は夏樹なんだけどね」
笑いながらそういうと、またしてもそれが爆弾だったようだ。

