純白の黒



「うん、俺、岬優太。」


おー…顔にも印象にも似合う優しそうな名前。


「岬優太ね。さっきはありがとう。」


「ううん、全然〜」


とここまで話して気がついた。


未だ教室がシン…としたままであることに。


え、なんで、私達の話そんな気になる!?


この疑問を解決しなくては!名探偵右京、動きます!


「はーい授業始めまーす」



名探偵右京、止まります。



授業の先生が入ってきてやっと授業が始まるみたい。


名探偵右京の出番なかったな…まあいいけど。



「あっ、今日なんか静かじゃんお前ら!珍し〜」



静かにしとくだけで驚かれるってすごいな不良高校。


感心しながら席に座り前を向く。


やっぱ可憐な転校生としては真面目に授業は受けなきゃね!


私ってば結構勉強できるから本当は授業なんて受ける必要ないんだけど…



高校生ですからね!仕方ない仕方ない!
と言いつつ授業ってかなり楽しみにしてた。


だって授業なんて受けるの初めてなんだもん!


ワクワクしながら先生の顔を見ると偶然ぱちっと目があった…。