純白の黒


がやがやした教室の中で


「おいてめぇら黙れ」


と先生の一言。



これで教室はシン…となった。


うわあ…不良高校の割にちゃんとしてる…意外。


でも始業時間過ぎててもガヤガヤしてるところがしっかり不良!さすが!


と結構失礼なことを考えていると
先生に呼ばれた。



「黒河ー入ってこい」


「あっはい!」



教室に入り、見回すと、さすが不良高校だけあって髪色はカラフル!態度も悪い!想像通り!


あー…


馴染めるかな…これ…


なにしろ私ってば可憐な転校生だしな…


「はい美人きたーーー!!!」

「うわ制服ちゃんと来てるぅ…私あんな人と仲良くできないよぉ…」

「俺アピールしよっかな!!」


賛否両論ざわざわしてるけど、全部聞こえてるからね!?嫌味も!!!


はぁ…馴染める気がしない…



「隣町から来ました!黒河右京です!よろしくお願いします。」


今度は白河とは間違えず、しっかりちゃっかり礼儀正しく自己紹介し、先生を見る。


「あー…黒河は窓側…から7番目の一番後ろの席な」


…窓側から123……ってそれ廊下側っていえば良くない!?


え、ふざけたの?ふざけたんですか先生!?
そんなキャラなんですか!?


めっちゃツッコみたかったが先生がしっかり真顔なので何も言えず。


大人しく廊下側一番後ろの席に座った。