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「あー分かんねぇ。
俺どーすればいんだろ…

なぁ〜陽葵。なんか希から聞いてねぇ?」



希と賢也が付き合ってもうすぐ1ヶ月が経つ。


季節はもうすっかり秋になった




今は昼休み。

久しぶりに5人でお弁当を食べてると、希が職員室に呼ばれた。



そして、賢也が私たち3人に悩み相談を始めてこの状況に陥ってるわけだ。



賢也の悩みはわりと深刻で、


『希がクールすぎて俺のこと好きか不安になる』


ということだった。




「だってよ〜、


この前でデートして手繋いでもさ、俺はめっちゃドキドキしてんのに、希は涼しい顔しててさ


なんか。これ、俺だけか?って不安になるし、


女の子が喜ぶこととかよく分かんねぇから、なんにもしてやれないし…」