雷華〜5代目×7代目〜

ピンポンパンポーン


<残り5分になりました!生徒の皆さんはグラウンドに集まってください>



『あ、もう終わりだね』



大誠「あぁじゃあ行くか」



『大誠たち先に行ってて』



大誠「わかった」



雷華「失礼しました」



快斗「おう〜!」



バタン





快斗「で?あの電話のことで話あるんだろ?」



『やっぱり気づいてたか…白井からだった』



快斗「やっぱり…大丈夫か?」



『大丈夫大丈夫!(ううん本当は怖い)』



快斗「無理はだめ…風夏おいで」



『…うん』



ギュッ



快斗「怖いんでしょ?」



『うん…本当は抗争いや白井となんて戦いたくない…だって怖いもん』



快斗「知ってる…風夏が誰よりも仲間想いで優しい子だけど責任感が強くて1人で抱え込もうとする…それを俺は知ってる」



『フフよく私の事見てるのね』



快斗「そりゃずっと好きだったからね…だから俺を、俺らを頼ってほしい…前に白井との戦いでやばくなったら助けて欲しいって言ったけど本当は1人で片付けるつもりだった…違うか?」




『なんでもお見通しか…でもこれは私の問題そんな迷惑かけれないよ』




快斗「風夏の問題は俺の問題でもある」



『なんで』



快斗「俺は風夏の仲間であり夫なんだから頼って我儘言ってもいいんだよ?」



『そっか…ありがと』



快斗「さっ!今は体育祭だ!グラウンド行くか!」



『うん!』