ーー学校も変えた。 周りのクラスメイトは私に同情し 少なくとも寄り添ってくれていたが その優しさが痛く まるで腫れ物を扱うかのような皆の視線と それに混じる軽蔑の視線。 両方が鋭く刺さるその場所は どうにも、私には耐え難かったから。 名前は本名を名乗り 顔出しもしていなかったことを幸いに。 私は『芹』を殺した。 兄にも弟にも見つからない場所へ 結局 私も私から逃げた。