その言葉を聞いて、お姉ちゃんは言った。 「要くん、有紗をそんなに想ってくれてありがとう。きっと要くんが有紗を諦めない限り、いつかその想いが有紗にちゃんと届くと思う」 そう言いつつ眠ってしまった私の頭を撫でてお姉ちゃんはもう一言。 「有紗の思い込みを壊して。そしてその想いを伝え続ければきっとね」 そうして、その夜を境に要くんはもう少しわかりやすくかつ、何度でも私に伝えてくるようになる。 その気持ちをゆっくりと確実に私の中へと注ぐように……