先輩、好きって気づいてください!





少しの間待っていると、西田先輩が飲み物を用意して持ってきてくれた。



な、なんという気遣いのできた完璧な人でしょうか…!



「お前な、普通人のベッドに堂々と座るか?」



私を見るなり呆れ顔の西田先輩は飲み物を机の上に置く。



その動作でさえかっこいい。



「期待したんですけどね、残念です。」
「何がだよ。」



「お誘いしたつもりなんですが…」
「はぁ?」



どうやら意味が伝わったようで、さらに呆れる西田先輩。



それでも西田先輩はベッドの上には座らず、床に腰を下ろした。



「むー、面白くないですね。」
「勉強しないんなら帰れ。」



「します!します!
西田先輩に教えてもらいます!」



慌てて立ち上がり、西田先輩と向かい合って座る。



目の前に西田先輩がいるだけでにやけてしまう私。