「西田先輩。」
「なに。」
「実は私、中学の時結構この駅利用してたんですよ。」
「……あっそ。」
あれ、あまり興味がなさそう?
気にならないのかな。
好きな人のこと、もっと知りたいって普通は思うはずなんだけどなぁ。
「なんでって、気になりません?
せっかく好きな人のこと知れるチャンスなんですよ?」
「好きじゃねぇから興味ない。」
「絶対嘘だー。」
そんなこと言っちゃって。
「仕方ないから教えてあげますね!」
「勝手に話しとけ。」
あっ、これは聞きたいっていう意味だ。
そういうことにしておこう。
「中学の時塾に行ってたんですよ。
その塾がここの近くで駅を利用してたわけです!」
「……しょうもない。」
「でも運命だと思いません?
西田先輩がこの近辺に住んでるなんて!
もしかしたらどこかで会ってたかもしれませんね。」
「さぁな。どうでもいい。」
反応が薄い。
私寂しいですよ西田先輩。



