ていうか、いつも一位ってことは……
「西田先輩、絶対もっと上の高校行けたんじゃないんですか!?」
「だろうな。」
「じゃあなんでここに来たんですか!?」
いや、来てくれないと困るけど!
出会ってなかったってことだから。
「……お前に会うため。」
「……っ!?」
「って言ったらどうする?」
意地悪そうに笑う西田先輩。
かっこよすぎて、また胸が締め付けられるような感覚に陥りドキドキし始める私の心臓。
顔もあつくなる。
また、この感じだ。
苦しくなる、感じ。
相川先生を好きになった時と同じ。
ずるい。
今のはずるいです、西田先輩。
「顔、赤い。」
「知ってます。西田先輩のせいですから…!」
くそー。
今度は私がやられた。
冗談でも私に会うためって言われたら嬉しいに決まってる。
今はそう思ってくれてるのかなって、思ったり思わなかったり。



